指導方針

保護者の皆様は、マンツーマンだから、1対2の少人数指導だから、個別指導の方が面倒見が良さそうだから…等とお考えになって塾を選択されていませんか?

実は、個別指導でも、家庭教師でも、集団指導塾でも、お子さんの勉強に対する心の姿勢が改善されなければ、成績をアップすることは困難です。しかも、マンツーマン指導で、手取足取り教えてあげることは、とても親切なようですが、お子さんの依存心を強め、自ら考える力を奪う場合もあります。

早ゼミでは、お子さんの成績をアップするために最も大切なことを「お子さんの勉強に対する心の姿勢を積極化すること=やる気を引き出すこと」と考えています。

最新の脳科学の知見によれば、興味関心のないことは短期間で忘れてしまい、興味関心があったり、自発的に取り組んだことは、長期記憶ができる。と言うことが分かっています。

たとえば、お子さんが英語が苦手で、英単語をなかなか覚えられないとしましょう。なぜ、覚えられないかと言うと、「英語が嫌い=興味・関心がない」という心の状態が存在するからです。それが証拠に、お子さんは興味のあるゲームのキャラクターやテレビのタレントのこととかは、覚えようとしなくても勝手に覚えていませんか?お子さんに記憶力がないからではないのです!
しかも、問題なのは、お子さんは、英語を嫌いになろうと思って嫌いになったのではなく、知らず知らずの内に、気がついてみたら、自動的に嫌いになっていたと言うことです。

「何かを嫌いと自動的に言ってしまうと。」そのことに対して脳が拒絶反応を示して、感情、生理反応、行動に影響を与えるようになります。「英語が嫌い、英語の勉強は楽しくない」と言う心の状態を自動的に獲得すると、英語は、受験や社会に出たときに大切だと分かっていても、「英語の勉強をしなければならないと思うと気持ちが重くなる(感情)」「いつも、英語の勉強は後回しにしてしまう。(行動)」「悪気はないけど、英語の勉強を始めると眠たくなる、集中力が続かない(生理反応)」というような自動的な反応が起こるようになります。わかりやすく言えば、どんなことでも自動的に「嫌い」というレッテルを貼ってはいけない。と言うことなのです。

このメカニズムを知って、意図的に言葉を管理して、「英語も、できるようになれば面白い」という言葉を使って、お子さんのメンタルを変えることに成功すれば、問題は一気に解決します。

このような観点から、お子さんの勉強に対する心の姿勢を変えるお手伝いをするのが、我々の最も重要な役割と考えています。

命令・脅迫・強制では、お子さんの心の姿勢を変えることはできません。大切なことは、お子さんに寄り添い、お子さん自身が自発性を発揮し、言葉を管理して、興味関心を持って学習する姿勢を作るお手伝いをすることなのです。時間はかかりますが、このことに成功すれば、大学受験でも成功しますし、社会人になっても成功できます。教育の最終的な目標は、お子さんが、自分の力で問題を解決できるようになることです。

早ゼミでは、受験まで一人の担任がお子様に寄り添いながら全力でサポートしていきます。お子様のやる気を引き出し、学習に対する心の姿勢を積極化し、自発的に勉強できるようにお手伝いさせていただきます。